2019年9月26日木曜日

令和元年台風15号に係る独立行政法人の被害状況・対応等

 令和元年9月の台風15号の接近・通過に伴い、「伊豆諸島や関東地方南部を中心に猛烈な風、猛烈な雨」が観測され、「多くの地点で観測史上1位の最大風速や最大瞬間風速を観測する記録的な暴風」となった。「令和元年台風第15号に係る関係省庁災害対策会議」は、被害及び対応状況をまとめており、独立行政法人に関するものも散見されている。

(参考)
 内閣府が公開した「令和元年台風第15 号に係る被害状況等について」(令和元年9月24日16時時点の独立行政法人の被害状況等)における独立行政法人関連の記述(陽に確認できたもの)は以下のとおり。

○被害
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構:大洗研究所敷地内の冷却塔が倒壊(停止中の施設であり、冷却機能に支障なし)
  • その他独立行政法人における文教施設10箇所に被害が確認されている。

○対応
  • 国立研究開発法人防災科学技術研究所:「梅雨期・台風期 クライシスレスポンスサイト」を随時更新、千葉県庁への業務支援のための職員派遣等
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構:陸域観測衛星「だいち2号」(ALOS-2)による緊急観測
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構:被災果樹農家に対する技術支援、畜産全般技術相談窓口の設置等
  • 独立行政法人海技教育機構:木更津港に着岸した練習船青雲丸において、入浴・洗濯機・充電用電源の供与等
  • 独立行政法人住宅金融支援機構:災害復興住宅融資の周知

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