2019年9月5日木曜日

独立行政法人が所有する世界文化遺産・国宝・重要文化財

 文化庁の「国指定文化財等データベース」によれば、令和元年9月5日現在、独立行政法人が所有する国宝及び重要文化財は、少なくとも1,243点に上るとされている。このうち、もっとも多くの国宝・重要文化財を所有しているのは独立行政法人国立文化財機構で、1,185点、95.3%を占めている。ついで、独立行政法人国立公文書館、独立行政法人国立美術館においても数十点から十数点以上の国宝・重要文化財を保有していることが明らかにされている。
 特異な例として、独立行政法人国立美術館が所有する「国立西洋美術館本館」(重要文化財)は世界文化遺産(ル・コルビュジエの建築作品)としても登録されているほか、国立研究開発法人として唯一の重要文化財として国立研究開発法人産業技術総合研究所の所有する「メートル条約並度量衡法関係原器」が挙げられる。

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