2019年3月24日日曜日

独立行政法人、特殊法人等監事連絡会

独立行政法人、特殊法人等監事連絡会(総会)の模様。総務省が公表した画像を採録。
 独立行政法人、特殊法人等監事連絡会は、総務省において「毎年開催」している、独立行政法人と特殊法人等の監事を対象とした連絡会。平成27年度現在、115を越える独立行政法人、特殊法人等の監事又は監査役が参加している。「監査機能の充実を図るため、自主的な活動を通じて連携強化を図る」ことを目的としており、各種研修のほか、「総会」においては、有識者による講演等がなされている。平成16年には「監事監査に関する参考指針について」(平成16年3月2日独立行政法人、特殊法人等監事連絡会)を定めたほか、改正独立行政法人通則法施行を控えた平成26年には、これを改正する形で「監事監査指針」(平成26年12月19日独立行政法人、特殊法人等監事連絡会)を定めている。このほか、近年では、総務省に対し、監事による監査報告の「具体的な記載方法について示してほしい」との要望を寄せるなどの動向が見られている。

○起源
 平成56年12月に当時の行政管理庁が全特殊法人の監事・監査役相互間の連携強化を図る場として開催を提唱し、翌年3月に「特殊法人監事等連絡会」が発足した。その後、特殊法人等改革により特殊法人から独立行政法人に移行した移行独法の出現と同時期に、独立行政法人及び認可法人の監事も対象とした「独立行政法人、特殊法人等監事連絡会」に改組された。

○構成
 独立行政法人並びに特殊法人及び認可法人の監事又は監査役により構成される。下部組織として、「部会連絡協議会」を有する。
→独立行政法人の監事の監査報告書の記載例について(参考通知)(平成27年4月20日総務省行政管理局管理官(独立行政法人制度総括)・総務省行政管理局管理官(独立行政法人評価総括)事務連絡)
→独立行政法人の監事の機能強化等に伴う措置について(平成26年11月28日総務省行政管理局長)(総管査第321号)

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